2020年〜2011製品事故情報
事故の 発生年月 |
品目 | 形式機種 | 事故内容 | 製品の 使用期間 |
被害状況 | 事故の 発生場所 |
備考 | |
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物的被害 | 人的被害 | |||||||
2020年1月 | 石油給湯機付ふろがま | CKX-402F | 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 当該製品は、内部の点火器付近から出火したものと推定されるが、点火器の焼損が著しく、事故原因の特定には至らなかった。 引き続き同様の事故発生について注視していくとともに、必要に応じて対応を行うこととする。 |
21年 | 機器及び家屋の壁 | 無 | 大阪府 | |
2020年11月 | 石油小形給湯機 | CBX-402F | 当該製品を使用中、建物1棟を全焼し、1棟を類焼する火災が発生した。 当該製品は、電磁ポンプ内のOリングから燃料漏れが生じて出火に至った可能性が考えられるが、電磁ポンプの焼損が著しく、Oリングが熱影響を受けているため、事故原因の特定には至らなかった。引き続き同様の事故発生について注視していくとともに、必要に応じて対応を行うこととする。 |
21年 | 機器 | 無 | 岐阜県 | |
2019年3月 | 油だき温水ボイラ | CBH-N3800 | 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 当該製品の燃焼室内に多量の炭化物の堆積やすす等の付着が認められることから、燃焼室内で不完全燃焼により爆発着火が生じて、送風ファンの吸気口から炎が噴き出し、 周辺の内部配線被覆等の可燃物に着火した可能性が考えられるが、各部の焼損が著しく、事故原因の特定には至らなかった。 | 5年 | 機器 | 無 | 熊本県 | |
2018年2月 | 石油給湯機 | CBS-N450F | 当該製品及び周辺を燃焼する火災が発生した。当該製品は制御基板の焼損が著しかったが、詳細な調査が実施できなかったため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | 13年 | 機器 | 無 | 三重県 | |
2018年3月 | 石油給湯機 | CKX-402AF | 当該製品を使用したところ、当該製品を焼損する火災が発生した。長期使用による電磁ポンプOリングの劣化により、電磁ポンプから漏れた灯油が排気集合筒内部にたまり、使用時の熱で気化した灯油にバーナーの火が引火したため、排気集合筒内部で出火して排気集合筒と熱交換器の接続部のシール材を溶融し、当該箇所から燃焼排ガスが機器内部に漏れたことから、電磁ポンプから漏れた灯油が付着した配線類が焼損したものと推定される。 | 19年 | 機器 | 無 | 長野県 | |
2017年2月 | 石油給湯機 | CBX-400F | 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。長期使用により、バーナー又は電磁ポンプから漏れた灯油が排気室にたまり、たまった灯油に引火したものと推定される。 | 約21年 | 機器 | 無 | 宮崎県 | |
2015年6月 | 石油給湯機 | LNW-400 ((株)ライフネットワークブランド) | 当該製品を使用したところ、当該製品を焼損する火災が発生した。当該製品が正常に点火できない状態で継続使用されたため、異常燃焼を起こし事故に至ったものと推定されるが、詳細な調査が実施できず、製品起因かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 | 不明 | 機器 | 無 | 佐賀県 | |
2014年3月 | 石油給湯機付ふろがま | CKX-430AF | シャワーを使用したところ、音とともに風呂場が消灯し、同時にボイラからの発火が見えた。 送油ユニットから油漏れが発生し、下部にある燃焼筒パッキンが灯油付着により収縮したために燃焼筒パッキンにすき間ができ、そこから溢れた炎によって灯油が引火したものと推測されるが、送油ユニットの油漏れ発生箇所を特定することはできなかった。 |
約11年 | 器具焼損 | 無 | 奈良県 | |
2014年10月 | 石油ふろがま(薪兼用)用 バーナー | F-1 | 浴槽の水を沸かすためタイムスイッチを操作。10数分後湯温を確認したらぬるかったので、再度タイムスイッチを操作したところ、釜の奥の方から炎が上がった。ふろ釜は他社製を使用。 当該製品付近に発火源はなく、製品内部が焼損していることから、何らかの原因で当該製品内部から出火したものと推定されるが、当該製品の各部に火源となる異常は認められず、出火の原因については特定できなかった。 |
19年以上 | 器具焼損 | 無 | 和歌山県 | |
2014年12月 | 石油給湯機 | CBX-400F | 事故発生前から、お湯が出ないなどの不具合が生じていた。ボイラを購入するため呼んだ販売業者と確認のためリモコンのスイッチを押したところ、ブレーカーが落ちた。ブレーカーを上げたところ、ボイラ内部より煙と炎が上がった。 調査の結果、当該製品内部の電磁ポンプから油漏れが発生し、製品内部にあった着火源に引火し製品内部を焼損したものと推定されるが、焼損が著しく、製品起因か否かを含め、原因の特定には至らなかった。 |
約20年 | 器具焼損 | 無 | 福岡県 | |
2013年2月 | 石油給湯機付ふろがま | CKX-402F | 追いだき運転中にブレーカーが落ちたので確認すると、ボイラ周辺に火柱がたっていた。機器及び周辺焼損。イグナイターとその周辺の焼損が著しく、外部から焼損した痕跡は認められないことから、イグナイターから出火して当該製品の焼損に至ったものと推定されるが、部品の焼損が著しいことから、当該部分から出火した原因の特定には至らなかった。 | 約10年 | 機器及び周辺2m²焼損 | 無 | 滋賀県 | |
2011年5月 | 石油給湯機 | CBX-430E | 石油給湯機を使用中、湯が出なくなり、機器から発煙した。当該品は製品の点検および部品の交換を行っている製品であり、事故発生2日前に修理・交換を行った作業担当者の作業ミスにより、Oリング部から油漏れが発生し、漏れた油に着火したことが原因と推定される。 | 約8年 | 器具発煙 | 無 | 三重県 |